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グローバル経営コンサル@株

グローバルファームの経営コンサル。事業分析スキルを活用し奮闘中。

2016年度の総括:今年のナイストレードとクソトレード

さて、今回の投稿はタイトル通り、今年のナイストレードとクソトレードです。しっかりと列挙したうえでじっくりと振り返り、自身の投資スキル向上につなげたいと思います。

とはいえ、投資をはじめたのは2016年の7月末からですので、今回のお題は

“トランプ相場にうまく乗れず、爆益を逃した銘柄分析”が中心となります。

 

今年度の成績は、

元本:3,440,000 リターン:403,350円(税引き前) 損益:11.7% となります。

 

クソトレード第3位:日本特殊塗料

塗料の会社はPERがなぜか低めです。同銘柄も同様に、私が購入したときは7%台と、非常に割安株となっておりました。

買いの根拠としては、

トヨタも株を保有しているなど、技術的には申し分が無い会社と推定

・遮音等の音対策材料をメインに扱い、今後もニーズは継続が想定される

・熱対策材料の今後のニーズも高い

という、技術ドリブンかつ今後の需要も見込めるというところで投資を決定した銘柄です。

 

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結論は、いまでも持っておけばよかったのにという値段の上がりっぷりを見せ、ちょっと上がってきたところで早々に手放した私の判断は激しく失敗だったといえるでしょう。

チャートの形にとらわれずに購入したはじめての銘柄だったので、少し懸念が大きかったことは事実にしても、売買基準を設定できずに失敗した銘柄です。新高値をうかがう形だったので、私個人としては高値ブレイクのチャートで買いに入ることはまずなく、そうした意味でもびくびくしながら購入を決定したという事が問題だったかと思います。

この銘柄の教訓は、【ファンダに惚れ込んだなら前提が崩れるまで売却しない】

 

クソトレード第2位:タツタ電線

この株を狙った理由は、

・電線地中化銘柄(小池)

・PERが非常に低いが、電磁波シールドは1強

・現金を多く持っており、これ以上値崩れするイメージがなかった

という点です。もくろみ通り、電線地中化で着火するまでは良かったのですが、イトーヨーギョーなどをはじめとした各種地中化銘柄が沸騰する中でこのタツタはじわじわとしかあげてくれませんでした。そうした状況に嫌気がさし、手放してしまったのですが、、、いまではだいぶとおいところにいってしまいました。

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現金をたくさん持っており、“これ以上値崩れするイメージがなかった”をいうイメージ論で考えていた点が、根拠としての保持意欲を保てなかった最大の理由でした。テーマ株のテーマ感もうまくとらえることができていなかった点も、反省したいと思います。この株の教訓は、【テーマが底値を固めるケースもある】です。

 

クソトレード第1位:エンカレッジテクノロジ

栄えある第1位は、今年度の銘柄で唯一損切りをおこなった、エンカレッジです。まず、当銘柄を購入した理由は

・セキュリティシステム周りなのに割安

ストックビジネスと判断

という2点でした。しかし、後者はセキュリティ市場の競争環境が良く分かっておらず、とはいえポジりたいというイメージ先行の買いエントリーをしてしまったことが問題でした。結果、Q発表における既存顧客売上の大きな減少を背景に失望売りが殺到し、私も想定していた前提である“ストックビジネス”が崩れたとの認識から、ほぼ底値で損切りをする形になりました。

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で、面白いのはこのあとで、普通に株価は回復しているんですね。結果論でしかないのですが、私が損切りしたのは完全な底値。もう少し待てばリバウンドしたのに、など後から振り返ると最悪のトレードでした。買いエントリーの根拠が緩いと、売りの判断も最悪となってしまう、素晴らしい事例です。二度とこのようなことが無いように、【買い根拠はしっかり腹落ちするまで煎じ詰める】ようにしたいと思います。

 

 

ナイストレード:トレックスセミコンダクター

ナイストレードはこの銘柄一択です。今年の収益の多くは当銘柄が上げてくれた、孝行息子な銘柄です。

当銘柄は、フェニテックセミコンダクターを買収し、ファブレス形態を捨てたことから一時的に株価は大きく値下がりしていました。しかし、

・成長が見込まれる小型アナログ半導体

・1000円―1800円のレンジのきれいなボックス相場

という2つから、私の投資資金としては多めの買いで入った銘柄です。結論としては、年をまたぐ前に目標株価に到達しまして、狙い通りのトレードができた初の銘柄と言えます。(1100円購入→1800円売却

 

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最初の買では1000株保有していましたが、途中の上昇局面で1部売却しました。そのことで握力が強くなった気がしますので、“まず利益確定”という気持ちを抑えるためには、【一部銘柄の途中売却】は手段としてアリだなーと感じました。

 

 

以上となります。これを書きながら改めて、もう少しうまく売買できるようになりたいという気持ちを新たにしましたので、年末年始は時間をとって投資本を読むようにしたいと思います。それでは皆様良いお年をお過ごしください。